貸し会議室の解錠・施錠に悩んでいるのであれば、スマートロックを導入するとよいかもしれません。非対面で解錠・施錠を行えるため、コロナ禍のビジネスに最適です。このページでは、貸し会議室に適しているスマートロックの選び方を紹介するとともに、おすすめ3製品を比較しています。スマートロック選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。
貸し会議室向けスマートロックの選び方
スマートロックには、特徴の異なる様々な製品があります。貸し会議室に設置する場合、以下の点を意識すると納得できる製品を選びやすくなります。
・暗証番号などで誰でも解錠施錠を行える
・安全に暗証番号を発行できる
・業務と連携できる
暗証番号式が適している理由は、貸し会議室に不特定多数の方が出入りするからです。番号を入力するだけでよいため、スマートフォンの操作などに慣れていない方でも問題なく利用できます。これらのポイントに注意すれば、貸し会議室に適したスマートロックを見つけられるはずです。
貸し会議室向けおすすめスマートロック3選
貸し会議室におすすめのスマートロックとして、RemoteLOCK、Qrio、Akerun PROが挙げられます。それぞれの特徴は以下の通りです。
RemoteLOCK | Qrio | Akerun PRO | |
開錠方法 | 暗証番号 | スマートフォン | スマートフォン ICカード |
予約システム連携 | 〇 | 〇 | 〇 |
API提供 | 〇 | 提供終了 | ◯ |
料金 | 本体価格+取付工事費+クラウド管理システム利用料(ビジネススターター1,000円/台、ビジネススタンダード1,500円/台) | 月額7,980円~(機器レンタル料金+システム利用料。スモールオフィス向け) | 非公表(初期費用不要) |
RemoteLOCK
暗証番号(テンキー式)で解錠・施錠を行えるスマートロックです。暗証番号は複数の設定が可能で、設置場所のWi-Fiにつないで自由に追加・変更・削除することもできます。他社にはない大きな強みとなっているのが、インスタベースという集客サイトと連携できること。インスタベース経由で予約が入れば、予約者にユニークな暗証番号を自動送信してくれます。その他有料サービスではレゼルバ予約、無料サービスではGoogleカレンダーと連携しているようです。また、入退室の状況もオンラインで確認でき、3つの中で貸し会議室に最も向いているスマートロックといえるでしょう。
Qrio(カギカン)
PC・スマートフォン・タブレットなどで解錠・施錠を行える後付け式のスマートロックです。Qrio Smart Lock(鍵本体)と同製品を遠隔管理できるQrio Hub、スモールオフィス向け管理システムがセットになったカギカンというサービスを提供しています。同サービスを利用することで、合い鍵の即時発行、カギの権限設定、オートロック設定などが可能になります。予約システムは、サイボウズ社のグループウェア「Garoon」と連携しています(外部オプションサービス)。
Akerun PRO
スマートフォン、ICカード(社員証や交通系ICカード)で解錠・施錠を行えるスマートロックです。後付け式であるため、工事を必要としません。入退室管理システムを使えば、合い鍵の即時発行・はく奪、鍵の権限設置なども可能です。予約システムは、hacomonoと連携しています。
貸し会議室に最適なスマートロックはリモートロック
スマートロックを導入することで、貸し会議室における物理キーの受け渡しは不要になります。コロナ禍の現在に不可欠な設備といえるかもしれません。スマートロック選びのポイントは、暗証番号に対応していることと業務と連携させられることです。RemoteLOCKは、これらの条件を満たしています。貸し会議室にスマートロックの導入を検討している方は、RemoteLOCKを候補に加えてみてはいかがでしょうか。