RemoteLOCK(リモートロック)の特徴と使い方

スマートロック製品情報
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RemoteLOCKの紹介です。

スマートロック:RemoteLOCKとは

株式会社構造計画研究所(KOZO KEIKAKU Enginering Inc.)が提供するスマートロック。正式名称はRemoteLOCKで、5i,7iなどいくつか製品機種が存在。

提供開始時期2017年
電源・バッテリー単三電池4本
設置ドアに工事して設置。
(電子錠)
通信方式WiFi(ワイファイ)
使い方暗証番号、テンキーで施錠、開錠。
価格、販売モデル本体は買い切り(5i: 35,000円 7i:オープン価格)。管理システムは別契約で月額500-1500円/台

メーカーコンセプト

鍵もスマホもいらないWi-Fi 型スマートロック。
ゲストも管理者も簡単操作の、シンプル設計。手ぶらで解錠が一番らくちん。

リモートロックは、海外での運用実績があり、日本では2017年に発売されたスマートロックです。
当時スマートロック製品は、利用するためにはいずれもアプリインストールが必須である中、スマホ不要で誰にでも暗証番号で出入りできる事がウリの製品として登場しました。
発売時から、民泊最大手のairbnbのグローバルパートナーに認定されており、宿泊市場では特に注目が集まる製品です。

RemoteLOCK(リモートロック)の評判

それでは、RemoteLOCK(リモートロック)はどのような評判を得ているのか、口コミから確認していきましょう。

時間の削減に役立ち鍵の管理が楽になりました

リモートロックを導入してから、鍵の受け渡しに関する時間が削減され、鍵の管理も随分とやりやすくなりました。

社員の残業時間や休日出勤の状況を把握することも簡単になり、データ改ざんのリスクもなくなったのでメリットを多く感じています。

鍵に関する従業員の負担を軽減できました

今までは鍵当番があったのですが、リモートロックで鍵に関する従業員への負担を軽減することができたと思います。

鍵当番の従業員が体調不良になったときなどは余分な負担を強いていたのですが、もう鍵当番制も廃止することができました。

入退室をメールで通知してくれる機能も大変便利です。

セットアップが簡単で反応も迅速です

セットアップの方法がよくわかっていなかったのですが、いざ接続してみるとかかった時間は3~5秒ほど。

キーパッドも正常に動きましたし、セットアップが非常に簡単で、すぐに使い始められたため助かりました。

鍵がなくても開けられる安心感がある

導入してから「鍵がなくても開けられる」という安心感が生まれました。

今までは鍵の置き場所にとても気を遣っていましたが、鍵を忘れてしまったり、紛失してしまったりするリスクがなくなったので、鍵の心配をする必要がなくなったので導入して良かったと思っています。

RemoteLOCKの使い方について

開け閉めの方法

初回

利用者は教えられた暗証番号で出入りするだけです。
管理者は、管理画面から暗証番号を発行します。入れる日時などを指定して作成すると、管理画面から暗証番号と使い方が書かれた案内メールを送ることができます。

2回目以降

利用者は教えられた暗証番号で出入りします。

導入や設置方法

工事設置でつけるため、ドアに穴あけ加工などが必要になります。
法人利用では安心ですが、個人で使いたい場合には管理会社やオーナーに設置許可を確認する必要があり注意が必要です。設置は公式HPで確認してください。

RemoteLockの機能

ドアへの出入りを遠隔でコントロールできるようになります。
暗証番号は「常時利用」と「一時利用」の2つがあります。
また、入れる曜日や時間帯を制限する繰り返し利用の設定ができます。

マスターキーのように複数のドアを同じ暗証番号で入れるなど、施設管理ができる機能をもっています。

おすすめの使い方

宿泊施設や貸しスペースなど、沢山の人が出入りする商業施設、部屋の管理に向いています。

 RemoteLOCK(リモートロック)の導入事例

リモートロックはさまざまな場所で導入されていますが、実際にどのように活用されているのか、導入事例をご紹介します。

WellStay難波での導入事例

大阪・難波にあるWellStay難波での導入事例です。

WellStay難波は「完全無人宿泊施設」で、従業員不在の状態で鍵を発行するのにリモートロックが役立っています。

セルフチェックイン方式を採用しているため、利用客が自らチェックインを済ませると、玄関と部屋の暗証番号が表示される方式です。

夜間も施錠によるセキュリティの高さを維持しながら、暗証番号の入力により利用客が自由に外出できる利便性も確保。

完全無人宿泊施設にて非対面で鍵を発行する方法として、リモートロックは最適な手段だったと言えるでしょう。

株式会社アイケーリモデルでの導入事例

株式会社アイケーリモデルが運営するシェアスペースでの導入事例です。

導入前は物理鍵を使っていたそうですが、セキュリティが脆弱であることと防犯カメラの確認に時間を費やしていたこと、利用者の利用履歴が把握しきれないことなど多くの問題を抱えていました。

しかしリモートロックを導入したことで利用状況をリアルタイムで把握できるようになっただけでなく、履歴を活用し、利用者のニーズ分析にも成功したとのことです。

もちろんセキュリティレベルも向上し、ニーズに即した声かけを行ったところ、退会率が大幅に減少したなど経営に大きく役立った好事例です。

株式会社 加瀬倉庫での導入事例

株式会社加瀬倉庫が運営するレンタルスペースでの導入事例です。

これまではセキュリティの脆弱性に問題を抱えていたとのことですが、リモートロックを導入して、クラウドから利用者ごとの暗証番号を発行できるようになり、暗証番号の使い回しがなくなったことにメリットを感じているとのこと。

また。レンタルスペース店舗内での暗証番号変更作業も不要となり、業務効率も大幅に改善されました。

レンタルスペースに欠かせないセキュリティ対策と、業務効率化を同時に実現させた事例です。

ハピオスインターナショナルスクールでの導入事例

ハピオスインターナショナルスクールが運営する保育園での導入事例です。

子供たちの安全性をさらに高めることを課題にしていましたが、スマートロックはコストの高さや耐久性に不安があったとのこと。

しかしリモートロックなら低コストで導入でき、外部からの人の侵入も防ぐことができセキュリティレベルが向上。

さらに、訪問の際に入り口まで移動して解錠する必要がなくなったことから、業務効率も改善されたそうです。

比較されるスマートロック製品

テンキーが標準的に利用可能な製品として、リンキーとRemoteLOCKが比べられます。
機能や安定性はRemoteLock、導入のしやすさはリンキーといったところで特徴がわかれます。

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