さまざまなトラブルを防ぎ、リスク管理のためには、オフィスのセキュリティを高めておくことは重要です。対策手段は豊富に用意されていますが、高額な費用がかかったり、後から導入するのは難しいものが少なくありません。手軽に取り組める対策をお探しの場合は、ドアにスマートロックを設置するとよいでしょう。スマートロックの魅力を紹介するので、参考にしてください。
オフィスのセキュリティ強化でドアにつけたいスマートロック
スマートフォンなどを使って、ドアを解錠・施錠できたり、後付けでカギをIT制御できる仕組みもつカギをスマートロックといいます。スマートロックの魅力は、費用を押さえつつオフィスのセキュリティを高められることです。スマートロックの特徴を紹介します。
鍵にアクセス権の付与ができる
スマートロックでは、オフィスに出入りするスタッフなどにアクセス権を付与した鍵を発行できます。鍵ごとに入室できる部屋を決められるので、不正侵入や情報漏洩を防げます。
入退室履歴を確認できる
スマートロックを導入することで、ユーザーごとの入退室履歴を確かめられるようになります。誰が、いつ、どこへ入ったかわかるため、トラブルに対処しやすくなります。
有効期限付きの鍵を発行できる
スマートロックでは、有効期限付きの鍵を発行することもできます。有効期限を過ぎると使えなくなるため、外部スタッフなどにも安心して発行できます。
鍵の複製・紛失リスクがない
スマートロックは、基本的に物理的な鍵を必要としません。紛失・複製のリスクがないので、オフィスのセキュリティは高めることが可能です。また、高価なセキュリティシステムと同様に、発行したカギや権限を取り消すこともできます。
オフィスのドアをオートロックにするには
オフィスのセキュリティを高めるため検討したいのが、ドアのオートロック化です。ドアのオートロック化は、スマートロックでも実現できます。スマートロックでドアをオートロック化する方法は、自動施錠機能がついているスマートロックを設置するだけです。設置には以下のメリットがあります。
・鍵のかけ忘れを防げる
・ドアが閉まってから自動施錠までの時間を設定できる
・ドアをオートロックにする時間帯を指定できる
スマートロックでドアをオートロック化すれば、鍵をかけ忘れる心配がありません。また、ドアが閉まってから自動施錠までの時間を設定できるため、外に出るたびに解錠しなければならないなどの手間も防げます。スマートロックは、オフィスのセキュリティを高める有効な方法です。
オフィスのセキュリティ強化におすすめのスマートロックシステム
最後に、オフィスのセキュリティ強化におすすめしたいスマートロックシステムを紹介します。
RemoteLOCK OFFICE up
既存の電気錠に後付け導入できるスマートロックシステムです。認証方法は、PINコード、QRコード、ICカード、顔認証、クラウドからの遠隔解錠の5種類です。もちろん、個人ごとに権限を発行することや有効期限付きの権限を発行すること、指定時間にオートロックを有効化・無効化することなどもできます。既存の入退室管理システムの設備や警備システムなどと併用することができます。柔軟運用が可能で、システム拡張性も高いため、多くのオフィスにおすすめです。
bitlock Starter Kit
既存のドアに貼り付けるだけで設置できる後付タイプのスマートロックです。スマートフォン、NFCカードで解錠・施錠できるほか、入退室ログをセキュリティ対策や労務管理に役立てることもできます。オートロック機能が標準装備となっている点も見逃せません。月額5,000円/台～導入できるので、コストを抑えたいケースでおすすめです。
オフィスのセキュリティはドアにスマートロックを設置すれば高められる
オフィスのセキュリティを高めたい場合は、ドアにスマートロックを設置するとよいでしょう。入退室を管理できるうえ、鍵の紛失・複製リスクがなくなるので、オフィスのセキュリティは飛躍的に高まります。製品を選べば、ドアをオートロック化することも可能です。おすすめのスマートロックとして、RemoteLOCK OFFICE upとbitlock Starter Kitが挙げられます。セキュリティシステムの柔軟性や拡張性を重視したい場合はRemoteLOCK OFFICE up、コストを重視したい場合はbitlock Starter Kitを選ぶとよいかもしれません。
