再配達問題は依頼が増え、人手が不足している宅配業者にとって大きな問題ですが、受け取る人にとっても二度手間になる厄介なことでしょう。
しかし宅配が届いたときに在宅していられるとは限りません。
そこで昨今、再配達問題解消のために注目されている「スマートロック」について解説します。
スマホから鍵の開け閉めができるスマートロックは、再配達解消のためのカギとなる可能性を秘めています。
スマートロックが注目されている理由
再配達問題でスマートロックが注目されている理由は、鍵を遠隔操作できるためです。
通常の鍵であれば配達の際に在宅し、家の中から鍵を開けなければいけません。
しかしスマートロックなら、たとえ在宅していなくてもスマホを使って鍵を開けられるので、玄関への置き配を依頼することができます。
通販でのショッピングは右肩上がりに増えていますが、通販で購入した商品は宅配業者から受け取らなければなりません※1。
しかし、宅配が届く時間に在宅できない人も多く、コロナ禍で在宅時間が増えた現在でも再配達率は8.5％※2。
コロナウイルス感染が収束すれば、再配達率はまた高まると予想できます。
※2出典：国土交通省：宅配便の再配達率は８.５%と大幅に低下
不在時でも遠隔操作で自宅の鍵を開けられるスマートロックは、宅配の再配達問題を解消する存在して注目を集めているのです。
スマートロックが再配達の解消につながるのか
それでは、スマートロックは再配達解消につながるのでしょうか？
再配達解消につながると考えられる、2つの理由について説明いたします。
外出先からでもスマホで鍵が開けられる
スマートロックが再配達解消につながるひとつめの理由は、外出先からスマホで鍵が開けられること。
再配達が発生するのは、家の中に人がおらず、玄関の鍵を開けてもらえないからです。
しかしスマートロックであれば、外出先からでもスマホで鍵が開けられるようになるので、宅配業者がきたときに解錠すれば不在でも荷物を受け取れるようになります。
誰もいない家の中に宅配業者が入ることに不安を覚える人もいるかもしれませんが、再配達の煩わしさが軽減されるほうが良いと考える人も多いはずです。
外出先からスマホで解錠できるスマートロックは、再配達解消のカギとなる存在だと言えます。
マンションのエントランスに設置できるスマートロックも
マンションのエントランスに設置できるタイプもあり、スマートロックはオートロックマンションの再配達解消にも効果的です。
オートロックマンションは玄関前までの置き配も利用できませんが、エントランスにスマートロックを設置すれば置き配が可能となります。
すべての部屋をスマートロックにしなくても、エントランスの鍵を変更するだけですべての住人が置き配を利用できるようになるので再配達解消効果は高いでしょう。
マンションのエントランスに設置できるタイプのスマートロックを導入すれば、再配達解消に大きく貢献するはずです。
スマートロックは再配達問題解消に大きく貢献する
いかがでしたでしょうか？
この記事を読んでいただくことで、スマートロックが再配達問題解消につながることがご理解いただけたと思います。
スマートロックは再配達問題解消のためのカギとなる存在です。
実は生体認証はスマートロックでも活用が可能です。
スマートロックの製品でどんなものがあるのかを知りたい方はこちらがおすすめです。
