スマートロックの中には、既存のドアに手軽に取り付けられる後付けタイプがあります。後付けタイプには、どのようなメリットがあるのでしょうか。オフィスに設置するメリットとおすすめのスマートロックを紹介します。以下の情報を参考にすれば、後付けタイプの魅力とオフィスに最適なスマートロックがわかるはずです。
スマートロックは簡単に後付け可能
スマートロックは、大きく以下の3種類に分類されます。
1.取り付けに大掛かりな工事を必要とするもの
2.取り付けに軽微な工事しか必要としないもの
3.取り付けに工事を全く必要としないもの
後付タイプの多くは、2または3に分類されます。いずれにせよ、スマートフォンなどを操作することで、スマートロックが物理的に解錠・施錠を行います。基本的に、後付けタイプのスマートロックに、錠前機構はありません。つまり、後付けタイプのスマートロックの多くは、スマートフォンなどで鍵の解錠・施錠を可能にするアタッチメントなのです。
オフィスにスマートロックを後付けするメリット
後付けタイプのスマートロックには、どのようなメリットがあるのでしょうか。スマートロックをオフィスに後付けするメリットとあわせて解説いたします。
賃貸でも気軽に設置できる
後付けタイプのメリットは、大掛かりな工事を必要としないことです。既存のドアにスマートロックを貼り付ける製品やシリンダーを外して設置する(穴あけ不要)製品であれば、退去時に原状回復費用や修繕費用を請求される恐れはほとんどありません。賃貸のオフィスであっても、気軽に設置できます。
鍵の配布や施錠管理が不要になる
オフィスにスマートロックを後付けするメリットは、鍵の配布が不要になることです。アプリなどで鍵をシェアできるようになるので、鍵を配布したり、回収したりなどの管理が楽になります。また来客に、一時的に使用できる鍵を発行することもできます。
オフィスの安全性が高くなる
オフィスの安全性が高くなる点も、スマートロックを後付けするメリットとして挙げられます。安全性が高くなる理由は、発行した鍵に権限を付与して入退室の管理を行えるようになるからです。鍵が渡しっぱなしや持ち去りの可能性がなくなるので、スマートロックを導入することで、不正な侵入を防ぎやすくなります。
後付け可能なおすすめスマートロック
最後に、後付けできるおすすめのスマートロックを紹介します。
タイプ2の代表:RemoteLOCK 8j
既存のシリンダーを取り外し設置する後付けタイプのスマートロックです。穴あけ不要なので、賃貸物件であっても原状回復費用などを気にせず取り付けられます。認証方法は、暗証番号とICカードの2種類です。スタッフはICカード、来客は暗証番号などの運用ができます。クラウド上で、アクセス時間をコントロールすることやグループごとに入室権限を付与すること、開閉履歴を確認することなども可能です。本格的なスマートロックを後付けしたい方に向いています。
タイプ3の代表:Akerun
両面テープで既存のドアに貼り付ける後付タイプのスマートロックです。ドアを傷つけることなく取り付け、取り外しできるため、賃貸物件であっても原状回復費用を気にする必要はありません。解錠・施錠は、ICカード、スマートフォンで行えます。WEB管理ツール上で鍵の権限付与や入退室履歴の管理といったことも可能です。
後付けのスマートロックは賃貸のオフィスに最適
スマートロックの中には、既存のドアに工事不要あるいは軽微な工事で設置できる後付タイプがあります。後付タイプのメリットは、ドアを傷つけないため賃貸物件からの退去時に原状回復費用を請求される恐れが少ないことです。スマートロックの機能は製品により異なりますが、後付けタイプ以外の製品と大きく変わりません。興味のある方は、テンキーとICカードで解錠・施錠できるRemoteLOCK 8jやスマートフォンとICカードで解錠・施錠できるAkerunなどを検討するとよいでしょう。