賃貸物件に設置可能なおすすめのスマートロック

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賃貸物件に設置できるスマートロックをお探しではありませんか。賃貸物件に設置する場合、原状回復義務に注意が必要です。原状回復できないスマートロックを設置してしまうと、退去するときに高額な費用を請求される恐れがあります。このページでは、退去時に原状回復できるスマートロックを紹介しています。賃貸物件に安心して設置できるスマートロックをお探しの方は、確認しておきましょう。

賃貸物件でも使えるスマートロックをチェック

賃貸物件でも問題なく設置できるスマートロックは以下の通りです。

穴あけ施工不要のRemoteLOCK8j

最初におすすめしたいのが、構造計画研究所が扱っているRemoteLOCK8jです。同製品の特徴は、ドアに穴を開ける必要がない既存のシリンダー外し施工に対応していること。ドアを傷つけないので、賃貸物件であっても問題なく設置できます。工事でしっかりと固定するため、落下などの心配がない点も魅力です。

解錠は、ICカードとPINコードに対応しています。頻繁に出入りするスタッフはICカード、たまに出入りする外部業者はPINコードといった運用が可能です。PINコードはスマートフォンやPCから簡単に発行できます。クラウド上で、アクセス権の管理や出入履歴の確認を行うこともできます。充実した機能を搭載しているため、賃貸物件に入居しているオフィスなどにおすすめです。

扉に貼り付けるだけのセサミ

キャンディハウスが扱っているセサミも賃貸物件におすすめです。跡になりづらい両面テープで貼り付けるだけなので、賃貸物件であっても安心して設置できます。

解錠方法は、スマートフォンなどにダウンロードしたアプリ。画面操作とスマホのノックで解錠できます。自動解錠機能を設定すれば、ドアに近づくだけで解錠することも可能です。鍵のシェア、鍵の履歴もアプリ上で行います。遠隔操作には、別売りのWi-Fiアクセスポイントが必要です。機能面から小規模なオフィスや一般住宅に向いているスマートロックといえるでしょう。

賃貸物件にスマートロックを設置する際の注意点

賃貸物件にスマートロックを設置するなら、次のような点に注意してください。

スマホ忘れ・スマホの充電切れへの対処を考える

賃貸物件でスマートロックを設置する際には、外出時にスマホを忘れたり、外出中に充電切れになったりする可能性があることを考慮し、対処法を考えておきましょう。スマホアプリが鍵になる製品の場合、スマホが使えないと部屋に入れなくなってしまいます。ちょっとした外出時にはスマホを持たないこともあるでしょうから、万が一の場合の対処法を考え、入居者に周知しなければなりません。

スマートロックの電池交換を適度に行うこと

スマートロックの電池交換を適度に行うことも大切です。賃貸物件の鍵は、入居者がいる限りずっと使われ続けるものです。スマートロック自体の電池が切れた場合、入居者は鍵となるものを持っていても部屋に入れなくなります。電池切れが起きる前に交換することを忘れないようにしましょう。

オートロック機能で入室できなくなる場合がある

オートロック機能が搭載された製品の場合は、入室できなくなる可能性にも注意が必要です。例えば、ゴミ捨てなど僅かな外出であれば、鍵を持ち忘れる入居者もいるかもしれませんが、オートロック機能がついていれば、扉が閉まった瞬間に鍵がかかってしまいます。賃貸物件でオートロックを導入する際には、外出の際に必ず鍵を持つことを周知する必要があります。

スマートロックのデメリット

賃貸物件にも使用できるスマートロックですが、オートロックによる締め出しのリスクや、割高なコストといったデメリットもあります。さらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参照ください。

スマートロックの5つのデメリットを購入の前にチェック

賃貸物件にスマートロックを設置するときは原状回復義務に注意

賃貸物件におすすめのスマートロックを紹介しました。いずれも原状回復が可能なので、賃貸物件に安心して設置できます。オフィスに設置したい場合はRemoteLOCK8j、一般住宅に設置したい場合はセサミを選んでみてはいかがでしょうか。

スマートロックの製品でどんなものがあるのかを知りたい方はこちら

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