スマートロック:SESAMI miniとは
CANDY HOUSEが提供するスマートロックです。正式名称はSESAMI mini(セサミミニ)。
小さいなボディが特徴で、両面テープでカンタン後付けタイプの製品です。
主な用途は自宅利用の、スマホアプリで開閉します。
提供元のCANDY HOUSEは海外・シリコンバレーのベンチャー企業で、
クラウドファンディングサイトkickstarterで資金を集めてSESAMIを開発。
その後、日本のクラウドファンディングサイトMAKUAKEで2018年に
セサミminiの発売(購入申込)を開始し、低価格スマートロック として話題を呼びました。
国内の問い合わせ先などはCANDY HOUSE JAPAN Inc.となっています。
料金や仕様
提供開始時期 | 2018年 |
---|---|
電源・バッテリー | CR123A電池(リチウム電池) 2本 |
設置 | 両面テープによる簡単取付。 (カギの機構はなし) |
通信方式 | Bluetooth4.0 |
使い方 | アプリによる施錠、開錠。別売で、WiFiの遠隔操作デバイスもあり。 |
価格、販売モデル | 本体の買い切り製品。9,800円/台。オプション製品あり。 |
メーカーコンセプト
オープンセサミ ひらけゴマ。
世界最小・最軽量(級) あなたのスマホが鍵になる。
セサミminiは、2018年に発売された後付けタイプのスマートロックです。
スマートロック製品の中では特にコンシューマ(家庭利用)向けに特化した製品です。
コンパクトな製品で、1万円を切る価格の安さ、海外で先に導入実績があり
製品品質にも定評があります。
セサミminiの使い方について
開け閉めの方法
セサミminiは、スマホアプリでカギの開け閉めができる製品のため、まずapp storeやGoogle Playからアプリをインストールしたあと、ペアリングして購入したセサミminiをスマホに登録します。(オーナー登録)。
登録が完了していると、ドア(セサミmini)の前でアプリを起動し、施錠/解錠ボタンを押すと鍵がウィーンと動きます。
招待の方法
- 家族や友人、設置した施設の利用者を招待は、セサミminiのアプリから招待をします。招待は、ゲストかマネージャーのどちらかを選んでください。
- 招待を受け取った知人は、リンク先でアプリをインストール。インストールすると招待されたセサミminiが利用できるようになります。
利用できるスマートフォンはiOS 8.0以上、 Android 4.3以上です。
ドアの前でアプリを起動して、アプリのボタンをタッチすると施錠、開錠が切り替わります。
Bluetoothなので環境により異なりますが、ドア前か数mくらいの距離の範囲内であれば操作ができます。
導入や設置方法
後付けタイプのため、現在のシリンダーキーに適合すれば工事不要で両面テープのみですぐに設置が可能です。設置できるかは公式HPで確認してください。
( 両面テープの後付けタイプは、設置した時にドアが汚れていたり、金属ドアで結露が激しかったりすると、滑落や動作不良の原因となる場合があります。設置の際は、ドアを綺麗にしてから2度貼りしないように気をつけましょう。)
アタッチメントにいくつか種類もあります。
セサミminiの機能
カギを、スマートフォンアプリから開錠、施錠できるようになります。
合鍵を受け取ると、招待された人はセサミminiのアプリを起動してワンタッチで施錠、開錠ができます。
招待の仕方は2つのタイプがあり、「マネージャー」と 「ゲスト」になっています。
マネージャーの招待できる人数は4名までです。
アプリでの開け閉めの他、セサミminiにはノック解錠という機能があります。
アプリが設定されてスマートホンを持った状態でドアをノックすると、スマホを検知したセサミminiが鍵を開けてくれます。
また、iPhoneやApple Watchで事前に設定をしていれば、「Hey Siri! ひらけごま」と音声入力で解錠することができます。
おすすめの使い方
ガジェット好きの方におすすめ製品です。自宅(賃貸住宅)のドアに取り付けて、手軽に自宅をスマートロック化ができます。
家族利用や、一人暮らしで気軽に友人を自宅に呼びたい場合におすすめで、ノック解錠やApple Watchなどを使ってもIoTの暮らしが体験できます。
比較されるスマートロック製品
家庭向けのスマートロックとしては、Qrio Lockと比較されます。
また簡易ながらセサミはAPIを持っているため、
システムと連携させたい場合には、APIを使って管理できるスマートロック製品と比較されるケースがあります。