スマートロックを購入する前に、デメリットをチェックしておきたいと考えていませんか。扉の錠・鍵を変更することになるので、慎重に対応したいですよね。結論から述べると、スマートロックにはいくつかのデメリットがあります。これらを無視していると、設置してから使いづらいと感じることがあるかもしれません。
このページでは、スマートロックを購入する前に押さえておきたい5つのデメリットを解説しています。以下の情報を参考にすれば、注意点を理解したうえで、安心してスマートロックを購入できるようになるはずです。スマートロックが気になる方は、確認しておきましょう。
スマートロックの5つのデメリット
購入前に押さえておきたいスマートロックの5つのデメリットは以下の通りです。
1. 取り付ける扉との相性がある
スマートロックは、ひとつの製品がすべての扉やシリンダーに対応しているわけではありません。
例えば、貼付タイプのスマートロックであれば、鍵の周りに十分なスペースがない、サムターンの形状に対応していないなどの理由で、既存の扉に取り付けられないことがあります。
シリンダーを交換するタイプのスマートロックも、扉の厚みなどの条件で取り付けられないことがあります。
幅広い扉に対応しているスマートロックが増えていますが、稀に取り付けられない扉がある点には注意が必要です。
2. 電池切れのリスクがある
電源が電池のスマートロックは、電池切れで動作しなくなる恐れがあります。多くの製品は電池の残量が少なくなると通知する機能を搭載しているので、通知があったときは速やかに電池を交換する必要があります。
同様に、スマートフォンなどの電池切れにも注意が必要です。スマートフォンなどの電池が切れても、解錠できなくなる恐れがあります。心配な場合は、物理的な鍵を残せるスマートロックを選ぶとよいでしょう。
3. 不具合で動作しない恐れがある
スマートロックは何かしらの不具合で動作しない恐れもあります。例えば、ソフトウェアの不具合で正常に動作しないなどが考えられます。
スマートロックの信頼性は、年々、向上していますが、それでも不具合と無縁というわけではありません。
万が一に備えて、サポート体制が充実しているスマートロックを選ぶとよいかもしれません。
4. オートロックで部屋から締め出される
スマートロックを設置すると、意図せず部屋から締め出されることがあります。スマートロックの多くが、オートロック機能を搭載しているからです。オートロック機能を搭載している場合、外出時にスマホなどの「鍵」を携帯しなければなりません。
忘れてしまうことが多い方は、テンキー(PINコード)で解錠できるスマートロックを選んでもよいでしょう。
5. 従来の鍵よりも割高
スマートロックと従来の鍵の価格を比べると、スマートロックの方が割高です。安いものでも、20,000円程度します。
製品によっては月額料金が必要になるものもあります。割高な理由は、従来の鍵にはないメリットがあるから。価格だけでなく機能などにも注目することが重要です。
既存のドアに後付けできるスマートロック
扉との相性が合わないこともあるスマートロックですが、後付けができるおすすめのスマートロックをご紹介しています。詳しく知りたい方は、ぜひご参照ください。
スマートロックはデメリットを理解してから購入しましょう
スマートロックを購入する前に押さえておきたい5つのデメリットを紹介しました。これらを理解して対策を講じれば、安心して購入できるようになるはずです。納得できた方は、検討を進めてみてはいかがでしょうか。
スマートロックの製品でどんなものがあるのかを知りたい方はこちら